イベント・展示

12月18日（月）にC棟6階C601教室（カンファレンス大）にて、第2回トークライブ in 大阪が開催されました。今回は国際看護学部の河野先生に「ICU看護について一緒に考えてみよう！」について語っていただきました。
まずICUについて簡単に説明します。ICU（集中治療室）では、生命の危機にある重症患者を、24時間の濃密な観察のもとに、先進医療技術を駆使して集中的に治療しています。

河野先生がICU看護師であった経験をもとに、ICUとは何か、ICU看護師はどうやって働いているか、ICUの患者は何を感じているかといったお話をしてくださいました。
ICUの退院後にも「PICS（集中治療後症候群）」という、疲れやすくなったり、忘れっぽくなるなどの症状があり、そういった苦痛を少しでも軽減できるようにICU看護師が動いていることを知りました。

参加者からは、「ICUは命の危険を救うだけでなく、退院後のことも考えていることが分かった」、「看護をする際は対象者への配慮が必要だと感じた」、「患者は言えない苦痛を感じていることを知った。変化に気づくことの大切さを改めて確認した」といった感想をいただきました。

そしてクリスマス前ということもあり、河野先生が参加者に向けて素敵なお菓子のプレゼントをご用意してくださいました！パーティー風のお菓子付き帽子は河野先生の手作り（所要時間1時間！）です。イベント後に学生さんが被って記念撮影をするなど、楽しい時間となりました♪

トークライブでは授業とは違った先生の一面を知ることができます。もし「○○先生のお話を聞いてみたい！」といった希望があれば、ぜひ図書館スタッフにご相談ください。